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〒663-8003 兵庫県西宮市上大市1-10-9 CASAESPIRAL 2階
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『肘部管症候群』とは、肘で尺骨神経に圧迫や牽引が加わり生じる神経障害をいいます。「肘部尺骨神経障害」とも呼ばれることがあります。
肘関節の後ろ側にある肘部管というスペースに尺骨神経が通っており、肘の骨の変形や肘関節の狭窄、肘を長時間ついていたり、強くぶつけたり、腫瘤や外傷により、肘部管の内圧が高まってしまいます。
肘部管の内圧が高まると、スペースが狭くなってしまい、尺骨神経が慢性的に圧迫または牽引されることで神経の伝達を妨げるため(尺骨神経麻痺)、薬指半分(小指側)から小指かけて痺れや痛みが生じます。
手のひら側だけでなく甲側や、手首の方までも痺れる(ピリピリ、ジンジンした感覚)ことがあるのが特徴です。また、圧迫される部分が手の付け根ではなく、肘の内側の部分での圧迫になります。
肘部管症候群は末梢神経障害の中では、かなり頻度の高い疾患で、日常よく耳にする障害になります。中年以降の男性に多く発症すると言われています。
似ている疾患として、親指から薬指(半分)にかけて痺れや痛みがある場合は、「手根管症候群(正中神経麻痺)」が疑われます。
手全体あるいは小指側に痺れがでる場合は、「胸郭出口症候群」も考えられます。
肘部管症候群の初期の痺れ感を放置していると、「ギヨン管症候群」と同様、感覚が麻痺してきたり、手がやせ細ってきたり、指での細かい作業ができなくなったり、小指と薬指に力がはいらず握力が低下したり、指が反ってきたりします。
肘部管症候群もギヨン管症候群も尺骨神経が圧迫されるため、どちらも薬指半分(小指側)から小指にかけて症状が現れますが、尺骨神経の圧迫箇所が異なります(肘部管症候群は肘部管で圧迫。ギヨン管症候群はギヨン管で圧迫)。
肘部管症候群は手の甲や手首の方までも痺れの症状が現れますが、ギヨン管の場合は手のヒラだけに症状が現れます。
肘を軽く曲げて肘の内側を軽く叩き、小指と薬指に電気が走るような感じがあれば、『肘部管症候群』の可能性が大です。
① 神経を固定している靭帯やガングリオンなどの腫瘤による圧迫
② 加齢に伴う肘の変形(リウマチなど)
③ 子供の時の肘の骨折による変形
④ 野球や柔道、ゴルフなどのスポーツによる神経の牽引や圧迫
神経伝導速度検査や肘の内側を軽く叩くなどして、小指と薬指に痺れがあらわれるかを調べます。また、レントゲン検査で肘周辺の骨折や変形の有無を調べます。
肘部管症候群と診断されると、病院の治療は、ビタミン剤などの投与とリハビリが主となります。
腫瘤による神経圧迫であったり、3ヵ月ほど経過しても改善が見られなかったり、あるいは症状が悪化する場合は、神経の圧迫を解放する外科的手術の選択も考えられます。
病院の治療以外では、整体で改善させる手段もあります。ただし、病院での治療同様、痛みや痺れが即解消するというものではありませんが、回復までの期間は比較的短いと言えますので、整体での回復を検討しても良いのではないでしょうか。
当院では、肘の関節(上腕骨と尺骨、橈骨と尺骨)を調整し、本来あるべき位置にそれぞれの骨を戻します。また、肩甲骨から肘にかけての関節なども調整していきます。
肘部管症候群は【体の整体】の適応になります。
すぐに痛みや痺れが取れるというものではありませんが、外傷が原因でない限り、徐々に痺れや痛みは治まってきます。
どこに行っても全然良くなる気配がないとお悩みなら、是非、西宮甲東園整体院HALへご相談ください。
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西宮甲東園整体院HAL
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