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〒663-8003 兵庫県西宮市上大市1-10-9 CASAESPIRAL 2階
群発頭痛は、群発地震のように、一定の時期に集中して起こります。たとえば、年に1~2回、一回につき数週間~1-2月間(群発期)、毎日のように激しい痛みが集中して起こります。時期はその人においてだいたい決まっていて、季節の変わり目に多く発症します。
片方の目の奥が激しく痛むことが多い頭痛ですが、一回の頭痛は、1~2時間ほどで自然に治まります。群発期が過ぎると頭痛は起こりません。
発症している時間は短いですが、発症期間中、ほとんど毎日のように1~2回ほど、決まった時間帯や就寝後、夕方や明け方に激痛に襲われる傾向があります。
群発頭痛は圧倒的に、男性に多いタイプの頭痛ですが、最近では、女性の患者が急増しているといったデータもあり、女性の生活習慣や職場環境の男性化、女性喫煙者の増加などが関係しているのかもしれません。。
群発頭痛は、眼球の後ろを走る内頸動脈という太い血管の炎症によって発症すると、医学的には考えられていますが、はっきりとした原因は明らかになっていません。一定の時期の決まった時間に、周期的に炎症を起こすことから、体内時計の関与が指摘されています。
脳の中心に位置する視床下部付近には、視交叉上核(しこうさじょうかく)という一日24時間の体内リズムを刻む体内時計があり、何らかの原因でこの体内時計に乱れが生じると、その乱れが内頸動脈に張り巡らされている三叉神経へ誤って「痛み」として伝達されます。
すると、誤った情報を受け取った三叉神経が刺激され、内頸動脈を拡張させて炎症を起こすため、本当の痛みが生じると考えられています。
片側の目の奥がえぐられるような痛みが特徴の群発頭痛ですが、痛さに伴う症状の一つに、痛さで涙が出るのではなく、勝手にボロボロ流れるように涙が出る人が多いです。そして、涙は必ず痛みのある側の目から出ます。
その他、涙が出る側の目が充血する傾向があったり、目が細くなったり、瞳孔が小さくなったり、痛む側の鼻から鼻水が出たり、鼻が詰まったりするといった症状があります。まぶたの垂れ下がりや腫れなどの症状も現れることがあります。
人によっては、痛みが起こる側の首筋に強いコリを感じる人もいます。
群発頭痛はほとんど同じ時間帯に起こりますので、夜中に群発頭痛を起こす人は、群発頭痛が発生する期間、寝るのが怖くて寝不足気味になったり、不眠症になることも多々あるようです。
不眠症になると、仕事や日常の生活に支障をきたすこともあるため、早めの治療をお勧めします。いつも決まった時間に起こるので、予め予防薬を服用することができます。
群発頭痛は目の奥に激しい痛みが起きるので、同じように顔面に激しい痛みが走る「三叉神経痛」や「慢性副鼻腔炎」と誤診されやすいといわれます。
しかし、群発頭痛と三叉神経痛との間には、次のような差異があります。
1)群発頭痛は目の奥に痛みが起きる ⇔ 三叉神経痛は上顎あるいは下顎あたりに痛みが起きる。
2)群発頭痛は痛みが1~2時間持続する ⇔ 三叉神経痛は間欠的、断続的に痛みが走る。
3)群発頭痛は痛みを堪えるのに、頭をかきむしったり、ぶつけたりしたくなる ⇔ 三叉神経痛は僅かでも触れると痛むので誰にも何にも触れられたくない。
4)群発頭痛は目や鼻にも症状がでる ⇔ 三叉神経痛にはない。
群発期に入ったら、血管を拡張させるアルコールはNGです。
・禁酒する。
・禁煙する。
・睡眠不足にならないように気をつける。
・湯舟に浸かるよりシャワーを浴びる程度にする。
・生活のリズムを整える。
・気圧の変化を避けるため、飛行機には乗らないようにする。
・高い山(空気の薄い場所)などに登らない。
・深呼吸をする。
・酸素吸引をする。
主に薬物療法になります。痛みが激しいため、市販の消炎鎮痛剤で抑えることは難しいです。
純度100%の高濃度酸素を15~30分間吸入し、拡張した血管を収縮させて痛みの軽減を図ります。携帯用の小さな酸素ボンベでは、濃度が濃くないので効果がありません。したがって、医療用の純度の高い大きな酸素ボンベを使うことになります。
トリプタン製剤のスマトリプタンを注射することで、10分ほどで効果が現れます。また、スマトリプタンの点鼻薬などもあり、注射程の即効性ではありませんが、15~20分ほどで効果が現れます。ただ、どちらも一時的に痛みを抑さえるだけです。
群発頭痛を発生頻度を減らす予防薬として:
血管を収縮させる作用により、内頸動脈の拡張を抑えて発作を予防します。
血管拡張予防薬エルゴタミンを主成分としてカフェルゴットを、頭痛が起こった早いうちに飲むと効果があると言われています。明け方に頭痛が起こる人の場合、就寝前に服用しておくと良いようです。
降圧薬の一種で、脳血管の異常な拡張を抑えて、安定させる働きがあります。
三叉神経から放出される神経炎症物質による炎症を抑えることにより、頭痛の発生を予防します。
予防薬として「抗てんかん薬」や「抗そう薬」などもあります。
西宮甲東園整体院HALでは、頭蓋骨の調整を行います。
群発頭痛に対しては、頭の後ろの後頭骨と眼の横(こめかみ)の蝶形骨が結合する蝶形後頭底結合部、および側頭骨を重点的に調整します。頭蓋骨を調整することで、内頚動脈周辺をゆるめ、三叉神経への刺激を減らしていきます。
また、視床下部へもアプローチするため、体内時計の狂いを正していきます。
頭蓋骨をゆるめ、筋肉をゆるめ、頭蓋骨内に満ちている脳脊髄液の流動をスムーズにさせ、ホルモンバランスを整え、血液の流れが整えば、群発頭痛は改善していきます。
施術は【頭蓋骨調整】になります。
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もし、どこへ行っても一向に良くならないとお悩みなら、是非、西宮甲東園整体院HALへお気軽にご相談ください。
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