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〒663-8003 兵庫県西宮市上大市1-10-9 CASAESPIRAL 2階
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スポーツや仕事などで、同じ動作を頻繁に繰り返すことから、特定の関節を過剰に使うことになり、それによって起こるさまざまな関節障害を「使い過ぎ症候群(オーバーユース障害)」と言います。その一つが「鵞足炎(がそくえん)」です。
鵞足(がそく)は、太ももの後ろ/内側にある筋肉のうち、半腱様筋、大腿薄筋、縫工筋の総称です。この3つの筋肉は、膝の内側に集まり、脛骨とつながっています。それがガチョウの足のように見えるため、鵞足と呼んでいるのです。
これらの筋腱は全て膝関節を屈曲、内旋させる筋となります。膝関節の屈伸に伴い、内側側副靭帯(大腿骨と脛骨をつなぐ内側の靭帯)と鵞足との間に生じる摩擦が繰り返されることにより、滑液包や腱付着部に炎症が生じたものが「鵞足炎」です。
膝の曲げ伸ばしを過度に行うことにより炎症が起きる鵞足炎は、陸上競技やサッカーをする人、X脚の人に多い症状です。また、女性のスポーツ愛好家や主婦に多いのも特徴です。高齢者の変形性膝関節症でも鵞足炎を併発することがしばしばあります。
普段あまり運動をしない人が運動を開始した時や、運動をしている人でも種目や運動量を変更した場合に発症することも多いです。
膝を鍛えれば痛みはなくなると考えて、膝に痛みがあるにもかかわらずスポーツを続けると更に悪化します。痛みが出始めてから、ストレッチを強化することも良くありません。炎症を起こしている箇所がますます引っ張られてしまいます。
また、アイシング(冷却)のし過ぎも治りを遅くします。アイシングで痛みが一時的に治まるとまた激しい運動を始めてしまいますから。
鵞足炎による膝痛は、変形性関節症と似通っていますので、一度医療機関にて検査を受けてみることをお勧めします。
症状としては、膝の内側の痛み、膝の内側が腫れている、膝の内側に圧痛がある …等々です。歩行時、階段の上り下り、走った時に痛みを生じます。また、下り坂の歩行で痛みが増す傾向があります。
炎症が起こると、膝の内側に痛みを感じますが、安静にしていれば痛みは数週間で消えるはずです。なので、治療を受けているのに痛みが1ヵ月以上続くようであれば、その治療法が間違っていると言う事になります。
ちなみに、膝の外側に痛みが出るようであれば、ランナー膝/腸脛靭帯炎の可能性があります。
病院での治療は、まずは保存療法になります。
湿布や消炎鎮痛剤の投与、サポーターやテーピングで安静にすることを勧められます。次に、熱や腫れを伴っているときはアイシング、超音波、電気治療などが行われます。股関節から膝関節の充分なストレッチも欠かせません。
効果がなければステロイドの局所注射も試みられます。
靭帯に損傷をきたしている場合は、外科的手術も検討されます。
当院では、他の膝のスポーツ障害と同様、体の整体により、骨盤、股関節、膝関節、足関節といった下肢の関節全体を調整することでバランスを整え、膝周辺あるいは股関節周辺にかかる負荷を少なくしていきます。
鵞足炎で来院される多くの方に、股関節や膝関節、脛骨のねじれ、足首の歪みなどが見られるため、それらの捻じれや歪みを調整することで、痛みを解消します。
鵞足炎は【体の整体】の適応になります。
もし、どこへ行っても全然良くならないとお悩みなら、是非、西宮甲東園整体院HALへお気軽にご相談ください。
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