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〒663-8003 兵庫県西宮市上大市1-10-9 CASAESPIRAL 2階
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『肩関節インピンジメント症候群』は、腕をある角度で(多くは横から水平に)挙上していく途中で、肩に引っかかりを感じたり痛みが出たりし、それ以上の高さに腕を上げていくことが難しい状態です。ただ、痛みを我慢して腕を上まであげると痛くなくなります。
腕を下していく場合も、途中で肩に引っかかりや痛みを感じますが、我慢して下までおろすと痛みがなくなります。
痛くても動かせるのが、インピンジメント症候群の特徴で、腕が全然あがらなくなる「五十肩(肩関節周囲炎)」との大きな違いです。
インピンジメント症候群は肩関節だけでなく、足関節などにも生じやすいです『足関節前方(あるいは後方)インピンジメント症候群』。足関節前方(あるいは後方)の異常な骨組織が衝突することや、骨膜や靭帯などの軟部組織が関節内に挟み込まれることにより、足関節を動かした時に痛みを生じ、可動域が制限されます。
インピンジメント症候群には、骨棘(骨のトゲ)による骨性インピンジメントと軟部組織によるインピンジメントがあります。骨棘は、繰り返しの激しい動きや外力により軟骨損傷が起こり、さらに繰り返し動かして悪化することで生じると言われています。
肩関節インピンジメント症候群はスポーツ障害である「野球肩(肩関節障害)」の一つで、肩峰と呼ばれる肩の端が加齢や何らかの原因で変位したり、投球動作のように腕の使いすぎにより発症します。
インピンジメントとは「衝突」という意味です。
腕を上げたり、下げたり、ねじる動作の途中で、肩峰(肩甲骨の一部)と上腕骨が衝突し、肩峰と上腕骨頭との隙間に、回旋筋腱板(棘上筋、棘下筋、小円筋、肩甲下筋)や上腕二頭筋腱、滑液包(肩峰下包、三角筋下包)などの一部が挟まれ、引っかかりを感じるようになります。
そして、腕の動作が繰り返され何度も腱板や滑液包が挟み込まれ続けると、そのうち筋肉、腱板や滑液包が傷ついてしまい痛みが発症します。
回旋筋腱板が断裂したり(完全断裂)、傷ついたもの(部分断裂)は、「回旋筋腱板損傷」と呼ばれます。回旋筋腱板損傷の場合、物理的に筋肉や腱が断裂したものは、安静にするほかありません。整体や薬などで切れた筋肉や腱が直ぐにくっ付くものでもありません。
「肩関節インピンジメント症候群」は、野球の投球、ウエイトリフティング、テニスでのボールのサーブ、水泳の自由形、バタフライ、背泳ぎといった、腕を頭よりも高く上げる動作を繰り返し行うスポーツをする人に多くみられます。
加齢による発症の場合は、なかなか治りにくいのも特徴の一つです。
「足関節前方インピンジメント症候群」は、サッカーなど蹴りを主体とするスポーツ選手に多くみられます。
レントゲンやCT、MRIなどの画像診断により、骨棘の大きさや位置、滑膜炎や軟部組織の肥厚などの有無を調べます。
病院では、基本的に安静やリハビリをするなどの保存療法が適応されます。痛みがひどい場合は、ヒアルロン酸注射やステロイド薬の注射が打たれます。
症状が悪化したり、保存療法では改善がみられない場合は、骨棘や原因となる軟部組織などを切除するなどの外科的手術も検討されます。
当院では、肩関節が狭くなり回旋筋腱板や滑液包が挟み込まれるのは、腕や肩の使いすぎにより、肩甲骨や上腕骨頭の位置(肩関節)や動きがズレるためだと考えます。
肩関節の状態を解剖学的に正しい状態に戻せば圧迫部分が解放され、痛みや引っかかりは解消されます。
インピンジメント症候群は【体の整体】の適応になります。
腱板か関節包の損傷個所が治癒する時間も必要なため、肩関節の状態が良い状態になった後も、しばらく安静にする必要はあります。肩の使い過ぎによって発症したのですから、安静は必要不可欠です。
もし、どこへ行っても一向に良くならないとお悩みなら、是非、西宮甲東園整体院HALへお気軽にご相談ください。
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