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頭痛の専門整体!西宮や宝塚なら西宮甲東園整体院HAL

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〒663-8003 兵庫県西宮市上大市1-10-9 CASAESPIRAL 2階

慢性頭痛を短期改善!米国M.D.を有す

【目次】

≫ 頭痛
├ 片頭痛
├ 緊張型頭痛(筋緊張性頭痛)
├ 片頭痛と緊張型頭痛の併発
├ 群発頭痛
├ 薬物乱用頭痛と慢性連日性頭痛
├ 低髄液圧性頭痛
├ 脳過敏症候群
├ 副鼻腔炎と頭痛
≫ 西宮甲東園整体院HALでは
├ 施術の流れ
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著者:

耐え難い頭痛でお悩みのあなたへ。私が有するありったけの知識、経験、技術を総動員してあなたへ手を差し伸べます!院長HARU

頭痛で来院される患者の問診において、「性別」「年齢」「頭痛発症時の様子」「性質」「よく発症する時間帯」「持続時間」「頻度」「きっかけ」「頭痛に伴う症状」…等々の確認が非常に重要となります。

これらの確認により、緊急性の有無を判断し対処する必要があります。

頭痛

短期改善を目指す頭痛の専門整体!


一般的に、慢性頭痛で多いのは「片頭痛」と「緊張型頭痛」であり、頭痛の性質、痛む箇所、痛みの程度、持続時間、発症しやすい時間帯、きっかけ、運動による痛みの変化、吐き気や嘔吐、音や光に対する過敏度、前兆の有無、性別…等々から判断されます。

ただし、片頭痛と緊張型頭痛が併発しているケースも多いです。併発している場合は非常に厄介です。

片頭痛は血管が拡張しますが、緊張型頭痛は血管が収縮します。通常、片頭痛の治療薬は血管を収縮させ、緊張型頭痛の治療薬は血管を拡張させるため、真逆の作用を目的とした薬での改善はとても難しいわけです。

また、頭痛を訴える人にアンケートをとると、多くにビタミンB12不足が疑われます。

頭痛や疲労、立ちくらみは、ビタミンB12不足の特徴です。しかし、頭痛には複数の原因がありますので、単純に頭痛とビタミンB12不足とを関連させることは出来ませんが、頭痛の原因の一つにビタミンB12不足があることは、医学的にはよく知られていることです。

したがって、「慢性的に下痢でなはいか」「日常的に汗をよくかくか」「肉や野菜をバランスよく摂っているか」「乳製品を避けていないか」運動をする時にオーバートレーニングしていないか」「お酒/アルコールを飲み過ぎていなか」などを、改めて見直してみる必要があります。


片頭痛の説明漫画


《年齢と性別》

平均35歳(男性30歳、女性40歳)以上で激しい頭痛を初めて発症した場合、年齢的な側面から、片頭痛よりもまず、くも膜下出血のような命にかかわる頭痛の可能性を考える必要があります。くも膜下出血は、「突発的に最大の頭痛」を発症するのが特徴です。

中年以降(更年期を過ぎた辺り)に発症した女性の慢性頭痛では、片頭痛よりも緊張型頭痛の可能性が考えられます。

頭痛発症後、頭痛が徐々に強くなる場合では、脳圧亢進や髄膜炎などの可能性が考えられます。

片頭痛は20~50歳代女性に多いですが、緊張型頭痛は性別に関係なく、群発頭痛は若年男性に多いです。

三叉神経痛による頭痛は中年以降の女性に多く、顎関節症に関連する頭痛は若年女性に多いです。

良性頭蓋内圧亢進症(頭蓋内の圧が上昇し起こる頭痛)は若年肥満女性に多いです。

その他、側頭動脈炎による頭痛は高齢者に多く、抗リン脂質抗体症候群やミトコンドリア脳筋症といった頭痛は若年者に多いと言われます。

脳脊髄液減少症(低髄液圧症候群)や起立性調節障害、副鼻腔炎、薬の服用のし過ぎによる薬物乱用頭痛…等々による頭痛もあります。

頭痛は様々な病気に伴いますので、一度きちんと病院で検査し、片頭痛や緊張型頭痛といった痛みなのか、それとも何かしらの病気に伴う頭痛なのかを確認することが大切です。

参考資料:頭痛の診療ガイドライン2021

片頭痛

片頭痛からの早期回復を図る

《セロトニン》

片頭痛は、セロトニンと呼ばれる血管内に分泌される神経伝達物質に影響していると考えられています。

血管は通常、適量のセロトニンによって太さを維持しています。しかし、緊張やストレスがかかると、セロトニンが過剰に分泌され、血管が収縮し(細くなり)ます。そして、緊張やストレスから解放されると、過剰なセロトニン量が急速に代謝されてしまい、今度はセロトニン量が不足し、血管が拡張して(膨張して)しまいます。

血管が膨張すると血管周辺を取り巻いている神経(特に、三叉神経)も引っ張られて炎症を起こしてしまい、頭痛が発症すると考えられています。

週末に片頭痛が起きやすいのも、平日の緊張やストレスからの解放だと考えられ、片頭痛は「週末頭痛」とも呼ばれることがあります。

また、片頭痛が発症すると、気分の変調や食欲増進/減退といった自律神経系の異常も認められるため、脳の視床下部にも関与していると考えられます。

低気圧時に片頭痛が起こる場合は、血中の水分が低気圧により身体の外へ向かおうとするため、血管が膨張し三叉神経が刺激されると考えられます。

ワインやチョコレート、アイスクリームなど特定の食べ物や、睡眠過剰や睡眠不足、1時間以上の昼寝、人混み、タバコや香水の匂い、飲酒、食べ過ぎ、疲れ、強い光、…等々も、片頭痛を発症させる誘因にもなると言われています。


片頭痛時の血管と三叉神経とセロトニンの関係

[血液中の血小板により脳内に運ばれるセロトニンが急激に放出され、これに反応した脳血管が異常に収縮し血流が悪くなります(予兆の段階)。急激に放出され出尽くしたセロトニンは数時間で代謝され血液中から消失/減少してしまうため(前兆の段階)、その反動で脳血管が一気に異常に拡張し、血管周囲に網目状に分布している三叉神経を刺激してしまいます(片頭痛発症)]


《エストロゲン》

女性の場合、ホルモン(エストロゲン)の急激な低下により、月経開始2日前~月経3日目と排卵日周辺に片頭痛が発生することも多いようです。

生理期間に起こる頭痛は、他の時期の頭痛に比べ「重症度が高く」「持続期間も長く」「頭痛頻度も高く」「治療に対して抵抗性が高い」ため、日常生活に支障をきたす確率が非常に高い傾向にあります。

また、避妊薬のピルを服用すると、片頭痛が起こりやすくなるようです。

妊娠中は片頭痛が治まっていることが多く、出産後に妊娠前よりも頭痛が酷くなることがあります。これもホルモンバランスの崩れ(エストロゲンの低下)に誘発された、血管収縮/拡張をコントロールする自律神経の乱れが原因だと考えられます。

片頭痛持ちの女性の多くは、初潮の始まる10代前半から発症し、40代後半辺りまで頭痛に悩まされていることが多いのですが、更年期にかけては、加齢によりエストロゲンが減少するので片頭痛も減少する傾向にあります。ただ、一方で、緊張型頭痛に近い重苦しい頭痛に変わる傾向もあります。

《整体的考察》

片頭痛の発生は、頭部への血流不足が大きな原因だと考えます。

主に、首周りの筋肉による「頸動脈」の圧迫が、片頭痛を引き起こすキッカケになっていると思われます。



片頭痛の特徴

頭痛の特徴は、①予兆、②前兆、③頭痛、④後発症状 の4つのフェーズがあり、それらが段階的に、あるいは複合的に、4~72時間持続(小児は2~48時間)、月に1~2回(多い人で週に1~2回)の頻度で起こります。寝込むほどの頭痛になることが多いです。

もし、毎日頭痛が発生するようであれば、「緊張型頭痛」の可能性が高いです。

月に15回以上、頭痛が現れるようであれば、「緊張型頭痛と片頭痛の併発」あるいは「薬物乱用頭痛」「慢性連日性頭痛」「脳過敏症候群」の可能性があります。

① 予兆では、憂鬱な気分になったり、食欲が増えたり、あくびがよく出るようになったり、倦怠感や首のコリ、イライラ…等々の症状が現れます。

② 前兆では、目の前がチカチカするような閃輝暗点(せんきあんてん)、知覚異常、運動障害、腹痛、めまい、失語…等々の症状が現れます。

※ 閃輝暗点では、チカチカが右の方に現れた時は左側の頭が、左の方に現れた時は右側の頭が痛むことが多いです。

③ 頭痛は多くの場合、片側や両側、左右交互に現れることもあり、ズキズキする拍動性の(脈打つような)痛みが発症、身体を動かすと痛みは悪化し、音や光や臭い、気温などに敏感になったり、気分の悪さや吐き気、嘔吐を伴います。

※ 「目の奥が押されるような痛み」「目の奥をつかまれるような痛み」と表現する人もいますし、顔の表面がピリピリと痛むことがあったり、髪をとかしたり、眼鏡をかけるのもつらいという症状が現れることもあります。

④ 後発症状では、頭痛が軽快後に、倦怠感、疲労感、集中力低下、首のコリなどがでます。

ただし、片頭痛持ちの人の全てに予兆や前兆が現れるとは限らず、予兆や前兆がない片頭痛もあります。むしろ、予兆や前兆のない片頭痛の方が多いと言われています。

片頭痛の代表的な症状

研究報告によると、母親が片頭痛持ちの場合、50%近い確率で子供も片頭痛持ち、あるいは「片頭痛かもしれない頭痛」持ちになるようです。ただ、片頭痛自体は遺伝病ではなく、ストレスやホルモンの変化などが引き金となり片頭痛を発症する「体質」は遺伝するようです。

また、「我慢していて最後に爆発する」ような性格の人に、片頭痛が現れやすいと言われています。

病院での治療は主に薬物療法になります。血管を収縮させ、三叉神経の炎症を抑制する作用のある「トリプタン系薬剤」を処方されることが多いのですが、副作用として、血管を収縮させ過ぎて心臓に悪影響を及ぼす恐れがあったり、頻繁に使用しすぎて薬剤依存に陥ってしまう恐れも、欧米では問題になっています。

漢方薬であれば、五苓散(ごれいさん)あるいは/および呉茱萸湯(ごしゅゆとう)が、片頭痛に対し効果があるとされています。

コーヒーなどのカフェインで頭痛が治まるという人もいますが、あくまで一時的なものであることは留意しておきましょう。

片頭痛の予防に役立つ食べ物について当院でオススメしているのは、鉄分やマグネシウム、ビタミンB群をもっと摂ることです。

マグネシウムは、ヒジキや黒豆、緑黄色野菜に多く含まれます。

生理時に頭痛と便秘になる方は、酸化マグネシウムの摂取が良く、肌荒れや口内炎を伴う方は、ビタミンBを摂取するサインだと思ってください。

頭痛の位置1

頭痛の位置2

帯状疱疹でも片頭痛

少なくない原因の一つに、帯状疱疹ウイルスに起因する片頭痛があります。

帯状疱疹ウイルスとは、子供の時にかかった水痘(水疱瘡)と同じウイルスです。このウイルスが神経の付け根に残っていて、体調が悪い時などに活性化されることがあり、これが原因で疼痛や皮膚の症状が現れます。

50歳以上でストレスや疲労で免疫力が低下すると発症しやすい傾向にあります。

腹部片頭痛

腹部片頭痛は、一般には小児に発症することの多い疾患とされていますが、成人でも発症することはあります。特に、若年の女性で腹痛を繰り返す場合は、腹部片頭痛の可能性が考えられます。

腹部片頭痛とはいえ、頭痛を伴うことは比較的少なく、強い腹痛が主となります。2時間以上持続する漠然とした(鈍痛)ヘソ周囲の腹痛であり、食欲不振や顔面蒼白(稀に、顔面潮紅が出る人もいます)、気分の悪さ、吐き気や嘔吐を伴なうことがあります。

セロトニンが関与していると考えられています。

頭痛と腹痛が同時に起これば、腹部片頭痛を疑うことは容易ですが、頭痛を伴わない腹痛だけの場合は腹部片頭痛を疑うことが難しくなり、単に便秘などによる腹痛と診られてしまうことが多いです。

小児でこの腹部片頭痛を起こしている場合、成人になると片頭痛に移行する可能性が高いと言われています。

*セロトニンの90%は消化管に存在し、脳内のセロトニンと消化管のセロトニンが脳内セロトニントランスポーターにより結合することで、頭で起こるはずの片頭痛が腹部で起こると考えられます。ワインやチョコレートなどの特定の食べ物で成人の片頭痛が起こるのも、セロトニントランスポーターによるものだと推測されます。(参考元:大阪市立大学医学研究科消化器内科学の研究データ

ブルーライトの影響

ブルーライトの波長は太陽光の波長と非常に近いと言われています。

片頭痛は、太陽の光で誘発されることが珍しくありません。天気の良い日に外に出るとすぐに、ズキッと片頭痛が起こるという人も多くいます。光の刺激が要因だと言われています。

目の網膜には、光感受性網膜神経節細胞という細胞が存在します。そのため、視力を失った状態の人でも、光が光感受性網膜神経節細胞を刺激すれば、セロトニンの分泌に影響を及ぼし、三叉神経に炎症が起こり、片頭痛が発症すると言われています。

当然、スマホやタブレット、パソコンなどを見すぎると、それらの機器から発せられるブルーライトが光感受性網膜神経節細胞を刺激することになってしまい、片頭痛が起こっても不思議ではありません。

また、太陽光に近いブルーライトを浴びていると、脳が「昼間だ」と錯覚し体内時計が狂い覚醒してしまうため、寝つけない、眠りが浅いなどの睡眠障害を引き起こしやすくなります。

片頭痛は放置すると危険

片頭痛があることで、女性はMRI上「4倍脳梗塞が増え、ピルを服用することにより7倍、喫煙で9倍、喫煙とピルの両方で10倍に増える」というデータがあります。特に、前兆のある片頭痛の場合は、ピルの服用は禁忌。狭心症や心筋梗塞が増えるというデータもあります。

また、片頭痛があると、4~6倍も鬱病やパニック障害になりやすいというデータがあり、逆に、うつ病の8~9割に何らかの頭痛があるそうです。

片頭痛に悩まされた著名人

著名人も片頭痛に悩まされていた!

片頭痛に悩まされていた著名人が多いこともよく知られています。

海外では、ジュリアス・シーザー(古代ローマの政治家)、ルイス・キャ ロル(「不思議の国のアリス」の作者)、ナポレオン・ボナパルト(フランスの軍人)、パブロ・ピカソ(スペインの画家)が有名です。また、アメリカの歴代大統領のうち、9人の大統領が片頭痛持ちだったそうです。

日本では、後白河上皇が頭痛に悩まされ、頭痛を癒すために「頭痛山平癒寺」の名を持つ蓮華王院・三十三間堂を建立したことはよく知られています。

また、芥川龍之介は自身の頭痛経験から、片頭痛の前兆である閃輝暗点を小説『歯車』で描写しています。

緊張型頭痛(筋緊張性頭痛/筋収縮性頭痛)

緊張型頭痛から早期回復を図る

緊張型頭痛("筋緊張性頭痛"または"筋収縮性頭痛"とも呼ばれます)は、後頚筋の阻血性筋収縮、いわゆる後頭部辺りの血流を阻害するような肩コリや首コリによって、脳への血流が減ることで血中の酸素や栄養素の不足や疲労物質の排出が妨げられ、頭痛が起こります。

原因は様々ですが主に、うつむき姿勢、頭の大きさ、首が細い、頸椎(首の骨)の支持性、低血圧、貧血、ストレス…等々が挙げられます。

なかでも、対人関係などの精神的ストレスや不自然な姿勢による身体的ストレスは、自律神経の働きで神経や筋肉の緊張が高まり血管が収縮するので、緊張型頭痛を引き起こす大きな原因と考えられ、それ故、緊張型頭痛は「ストレス頭痛」とも呼ばれます。

眼鏡レンズの度が合っていない、近視なのに眼鏡を使っていない、ドライアイなのにコンタクトレンズを使用している、パソコンやテレビ、スマホを見過ぎているなど(目のストレス)で、緊張型頭痛が生じることも意外と多いです。

骨盤、腰椎、胸椎、頸椎、顎関節のいずれかがズレていると、首周りが緊張し頭痛を誘発することもあります。

気圧の変化で頭痛になることも多々あります。低気圧時は交感神経の働きで血管が収縮するため、緊張型頭痛が起きやすくなります。

ただ、緊張型頭痛は、心因性頭痛や鬱病による頭痛と同類の頭痛のため、その鑑別が難しいと言われます。

また、思春期の子供の場合、「起立性調節障害」に併発していることも多々ある頭痛です。


緊張型頭痛にかかわる筋肉と原因


《整体的考察》

緊張型頭痛の発生は、首背面の筋肉が緊張し血流が悪くなることが、大きな原因だと考えます。

主に、首背面の筋肉の収縮による「毛細血管」の圧迫が、緊張型頭痛を引き起こすキッカケになっていると思われます。


緊張型頭痛の特徴

① 毎日そして一日中痛みが続くことが多く(慢性緊張型頭痛)、さらに午後から夕方にかけ痛みが増す傾向があります。ただ、人によっては数時間で頭痛が治まることもあります(反復性緊張型頭痛)。

② 頭痛は後頭部を中心として横(側頭部)へ、そして前(前頭部)へと広がることが多いです。悪化すると、目の奥が痛くなることもあります。

③ 頭痛時には頭蓋周囲に圧痛があり、頭痛の強さや頻度とともに圧痛も強くなります。

④ 頭の圧迫感や締め付け感、たまに頭重感を伴い、吐き気や嘔吐はなく、片頭痛のように身体を動かして痛みが悪化することはなく(逆に、身体を動かした方が頭痛は緩和される)、光か音の過敏症のどちらかを有します。

※ たまに、片頭痛のように脈打つような痛みが出ることもあります。

⑤ 首コリ、肩こり、眼精疲労、フワフワするような目眩、倦怠感…等々の症状を伴います。

基本的に片頭痛と違い、緊張型頭痛の場合は吐き気や嘔吐は伴いませんが、慢性化してしまうと、人によっては吐き気(嘔吐まではしない)を伴なうこともあります。したがって、吐き気の有無だけで緊張型頭痛か片頭痛かを判別するのは難しいかもしれません。

また、緊張型頭痛は身体を動かすと頭痛は緩和されますが、逆に酷くなるようであれば、その頭痛は片頭痛の可能性があります。

病院で処方される薬としては、アスピリン、イブプロフェン、チザニジン、エペリゾンといった筋肉の過剰な緊張を緩め血液循環を促す(血管を拡張する)薬になるはずです。

通常であれば、薬を服用して1~2時間程度で頭痛が治まるはずですが、2時間以内に治まらないようであれば、緊張型頭痛の悪化とみた方が良さそうです。

心因性頭痛・鬱病に伴う頭痛

鬱病に伴う頭痛の場合、緊張型頭痛や片頭痛を併存させていることが多く、頭が重く感じられることが多い上に、手の痺れ、腰の痛み、不眠、耳鳴り、その他…等々の症状をいくつも訴えるケースが多いです。

心因性頭痛の場合、強い頭痛を訴えることが多いのですが、普段の生活は意外とケロっとしていて、特に頭痛で悩んでいるようには見えないことが特徴です。また、頭痛薬の服用のし過ぎによる「薬物乱用頭痛」に発展するケースも多く、難治性頭痛の多くは、心因性頭痛の可能性があります。

顎関節症による頭痛

顎関節症の疼痛症状にある顎関節痛や咬筋・咀嚼筋痛が、頭痛(特に、コメカミから側頭部あたり)と感じられることがあります。10歳代半ば頃から増えてきます。

通常、咬筋や側頭筋を1~2kgの力で5秒ほど圧迫して、頭痛が誘発されれば、顎関節症が原因である可能性が高いです。

こめかみ(側頭筋)や頬(咬筋)、耳の下(内側翼突筋)などの痛みは、就寝時や仕事に集中している時、緊張している時に無意識にしている強い嚙みしめ、食いしばり、あるいは歯ぎしりなどが、頭痛の誘因になるといわれています。

マスク頭痛

マスク頭痛の原因

緊張型頭痛の一つで、最近増えてきている頭痛が「マスク頭痛」です。

人間は酸素を吸って二酸化炭素を吐く生き物ですので、マスクの中では、自分の吐いた二酸化炭素と新しい酸素を同時に吸っていることになります。本来であれば、酸素を十分吸えるはずが、マスクのせいで自分の吐いた二酸化炭素を多く含む酸素を吸っているのです。

酸素を十分身体に取り込めないと、いわゆる血中の酸欠状態が起こり、血行不良に陥ります。そうすると、緊張型頭痛と同様、頭が締め付けられるように痛み始めます。いわゆる「マスク頭痛」といわれます。

その他、マスクの長時間着用により、マスクのゴムでの圧迫で、耳の後ろから首につながる筋肉(側頭筋や胸鎖乳突筋など)へ負荷をかけるようになり、緊張型頭痛が発生することもあります。

片頭痛と緊張型頭痛の併発

片頭痛と緊張型頭痛が併発している場合もあります。

毎日頭痛が起きて、頭が締め付けられるような痛みがあり、吐き気や嘔吐なども伴うときは、片頭痛と緊張型頭痛が併発してしまっている可能性が高いです。この場合、薬による治療は難しく、厄介な頭痛と言えます。

というのも、上記で述べたように、片頭痛は血管が拡張して起こる頭痛ですので、トリプタン系薬剤のような血管を「収縮」させる薬が処方されます。一方、緊張型頭痛は血管が収縮して起こる頭痛ですので、アスピリンやイブプロフェンのような血管を「拡張」させる薬が処方されます。

つまり、片頭痛と緊張型頭痛では薬の作用が真逆になるのです。

片頭痛と緊張型頭痛の併発が生じるのは、おそらく、片頭痛持ちだった人が、日常の中で、精神的および/あるいは身体的ストレスを受け続けた結果、元々の片頭痛に更に緊張型頭痛が上乗せされたからだと推測されます。

病院でも、片頭痛と緊張型頭痛の併発を診断することは難しく、併発していることに気づかないまま、片頭痛、あるいは緊張型頭痛のどちらかに対する薬を服用しても、薬が効かないと思われます。

薬が効かないからと、さらにキツい薬を服用しだすと、薬による頭痛(薬物乱用頭痛)を招いてしまう危険性もあります。

併発していると診断できる病院治療では、まず緊張型頭痛を治してから、片頭痛の治療に入るといった長期戦の治療を行います。

群発頭痛

群発頭痛から早期回復を目指す

片頭痛や緊張型頭痛と同様、三大頭痛の一つに群発頭痛があります。

群発頭痛は、眼球の後ろを走る内頸動脈という太い血管が炎症を起こし三叉神経が刺激されるため、頭痛が発症すると考えられています。

群発地震のように、一定の時期に集中して起こることから群発頭痛と呼ばれるようになりました。頭痛が起こる頻度は、年に1~2回、多くの人は1ヵ月程度、2日に1回から1日に8回ほど起こり、1時間ほど頭痛が続きます。

群発頭痛は圧倒的に、男性における発症率が高い頭痛ですが、近年は女性も増えてきているといったデータがあります。おそらく、女性の生活/職場環境の変化が影響しているのかもしれません。



《整体的考察》

群発頭痛の発生は、頭部の老廃物の排出が正常に行われていないことが、大きな原因だと考えます。

主に、首周りの筋肉による「頸静脈」の圧迫が、群発頭痛を引き起こすキッカケになっていると思われます。

群発頭痛の痛みを表現

群発頭痛の特徴

① 片側の目の奥に激しい痛みを感じ、涙や鼻水が勝手にボロボロ出る人が多いです。

② 一回の頭痛は、1時間ほどで自然に治まり、群発期が過ぎると頭痛は起こりません。

③ 群発期は2日に1回から1日に8回ほど、だいたい1ヵ月間、決まった時間帯や就寝後、あるいは夕方や明け方に激しい頭痛に襲われるようです。

④ 目が充血したり、目が細くなったり、瞳孔が小さくなったり、鼻が詰まったりすることもあります。瞼が垂れ下がったり、瞼が腫れたりすることもあります。首筋に強いコリを感じる人もいます。

⑤ 夜中に群発頭痛が起きる人は、寝不足や不眠症になってしまうこともあると言われています。

群発頭痛は毎回だいたい決まった時間に頭痛が起こるため、予防薬を服用することができる頭痛でもあります。ただし、片頭痛や緊張型頭痛と比べると痛みが激しいため、市販薬では痛みを抑えることは難しいと思います。

群発頭痛の親戚のような頭痛には、「発作性片側頭痛」があります。

発作性片側頭痛は、20~30分間の短い頭痛(群発頭痛より持続時間が短い)が、1日に5回以上起こるのが特徴です。圧倒的に女性に多いと言われています。

副鼻腔炎?三叉神経痛?

副鼻腔炎や三叉神経痛も、群発頭痛同様の痛みが現れるため、誤診されやすいと言われます。

しかし、群発頭痛と三叉神経痛との間には、次のような差異があります。

① 群発頭痛は目の奥に痛みが起きる ⇔ 三叉神経痛は上顎あるいは下顎あたりに痛みが起きる。

② 群発頭痛は痛みが1~2時間持続する ⇔ 三叉神経痛は間欠的、断続的に痛みが走る。

③ 群発頭痛は頭をかきむしったり、ぶつけたりしたくなるような痛み ⇔ 三叉神経痛は僅かでも触れると痛むので誰にも何にも触れられたくない。

④ 群発頭痛は目や鼻にも症状がでる ⇔ 三叉神経痛にはない。

三叉神経・自律神経性頭痛

頭痛が起きている同じ側に現れる自律神経症状を特徴としています。

症状は主に、結膜が赤い、涙が出る、鼻が詰る、鼻水が出る、 額や顔に汗をかく、瞳孔が小さいくなる、瞼が下がる…等々。

現在、国際頭痛分類では、群発頭痛もこの「三叉神経・自律神経性頭痛」と同分類に捉えています。

つまり、片頭痛と同じように、脳内の血管が拡張した結果、その血管周囲に炎症が起こり、三叉神経が刺激されることにより激しい頭痛、歯痛、顔面痛などが誘発され、さらには自律神経のうちの副交感神経が緊張するので、頭痛と同側の結膜が充血し、瞳孔が縮み、涙が出たり、鼻水が出たりします。

また、群発頭痛と同じように、同じ時間帯に頭痛発作が起こることから、視床下部の機能不全も考えられています。

薬物乱用頭痛と慢性連日性頭痛

薬物乱用頭痛と慢性連日性頭痛

頭痛が起こるたびに毎日のように鎮痛薬を服用していると、薬に耐性がつき効果が現れにくくなってきます。そうなると、鎮痛薬の服用回数が増えたり、更に強い効き目の薬を服用し始めるという流れになってしまいます。

(片頭痛と緊張型頭痛が併存している場合の頭痛、あるいは、心因性頭痛だと、鎮痛薬は効きにくいです。)

そのうち、市販の鎮痛薬では効かなくなり、かえって頭痛が酷い状態に陥ってしまいます。

鎮痛剤によっては、継続して使用することにより、頭蓋骨内の圧力が上昇し、頭痛が生じてしまうものもあります。このような頭痛の場合、物が2つに見えたり、視力が低下するなどの症状が一緒に現れることもあります。

このように、薬を毎日のように服用した結果、脳が痛みに敏感になってしまい頭痛がこじれた状態を「薬物乱用頭痛」と呼びます。

薬物乱用頭痛になるサイクル

薬を毎日服用してしまうケースとしては、「頭痛で仕事や家事ができなくなると困る」と考えてしまい薬を毎日服用してしまうケースと、本当は片頭痛なのに緊張型頭痛と整形外科で誤診され、緊張型頭痛向けの薬(片頭痛薬とは真逆の効果)を処方され毎日服用してしまうケースの二つが大きな原因です。

薬物乱用頭痛になると、頭痛への不安から余計に薬が手放せなくなります。頭痛は明け方や早朝に始まることが多いので、朝起きるとすぐに薬を服用するという人も少なくありません。

頭痛が起こる前に薬を飲んでしまうと、ますます薬への依存が強まります。こうした悪循環から、抑うつ状態になったり、パニック障害を発症させている人も多いと言われています。

目安として、月10回以上鎮痛薬を服用しているようであれば、もしかすると既に頭痛は、薬物乱用頭痛へと移行してしまっているかもしれません。

薬物乱用頭痛が悪化すると、朝から晩まで毎日のように頭痛が起こる状態に発展してしまいます。この状態を「慢性連日性頭痛」と呼びます。

薬物乱用頭痛や慢性連日性頭痛を改善させるには、まずは鎮痛薬を徐々に手放していくことから始めなくてはなりません。

低髄液圧性頭痛

脳脊髄液減少症による頭痛(低髄液圧性頭痛)

脳脊髄液減少症の頭痛」です。なかなか治らない片頭痛や緊張型頭痛、慢性連日性頭痛、起立性調節障害の中には、脳脊髄液の漏出による頭痛であることも珍しくありません!

脳や脊髄は、硬膜と呼ばれる膜に包まれており、膜と脳の間や膜と脊髄の間は髄液と呼ばれる透明の液体で、一定量一定圧を保ちつつ、満たされています。

しかし、この硬膜が、事故や外傷などの衝撃で損傷してしまうと、損傷個所より髄液が硬膜の外へ漏れ出してしまいます。髄液が漏れ出すということは、髄液の量および内圧が減少してしまうわけです。これを脳脊髄液減少症と呼びます。

脳脊髄液減少症により生じる様々な症状のうち、多い症状として頭痛が挙げられます。これを低髄液圧性減少症と呼びます。

横になって寝ている時は頭痛は軽減するけれども、起き上がると頭痛が増強する(起立性頭痛)といった特徴があります。

残念ながら、脳脊髄液減少症を正確に検査、診断できる医療機関や医師は日本では非常に少なく、実は脳脊髄液減少症なのだけれども、片頭痛や緊張型頭痛、慢性連日性頭痛、起立性調節障害…等々と誤診されているケースが多い言われています。

西宮市ホームページ(脳脊髄液減少症サイト)

脳過敏症候群

片頭痛が変化した脳過敏症候群

脳過敏症候群」とは、片頭痛に対し適切な処置を施さずに放置したままにしていると、経年変化を起こし、脳全体に異常な興奮を起こしてしまう頭痛です。

通常、片頭痛だけであれば、三叉神経の刺激により脳の一部(後頭葉)だけが興奮し、次第に治まるという過程で終わるのですが、脳過敏症候群と呼ばれる段階にまで発展してしまうと、脳全体(側頭葉や前頭葉も含む)までも興奮してしまう状態に陥ってしまいます。

側頭葉は聴覚に関係する脳であるため、頭痛が起こると、片頭痛で現れる症状の他に、「沢山の蝉が鳴いているような音」や「太鼓のような音」が頭の中で鳴り響いたり(「頭鳴」症状)、フワフワ浮いているような目眩や電車や線路に吸い込まれそうになる目眩といった症状が現れ始めます。

また、前頭葉は感情や記憶に関係する脳ですので、頭痛が起こると、ちょっとしたことでも怒りっぽくなったり、性格が激しくなったり、物忘れが酷くなったり、不眠…といった認知症のような症状が現れることもあります。

頭鳴症状の場合、多くの人は、頭の中で鳴っているのに耳鳴りかと思い、耳鼻科を受診しても耳には異常はなく、ビタミン剤や血流改善剤を処方されてしまうといったケースが多いようです。

性格変化や記憶、睡眠に異常がでた場合、認知症だと誤診されることもあり、認知症治療薬を投与されたなら、症状は改善しないばかりか更に悪化してしまう可能性もあります。

副鼻腔炎と頭痛

副鼻腔炎による頭痛かも?

頭痛が膿性鼻漏、後鼻漏、鼻閉、咳嗽などの鼻症状を伴う時には、副鼻腔炎が疑われます。

通常、頭部のCT画像では、目周辺から頭への上方を撮るので、副鼻腔炎が生じる上顎骨や蝶形骨洞が撮影されないため、副鼻腔炎による頭痛は見逃されてしまいやすいです。

副鼻腔炎が原因で頭痛が発生する人の大半は、片頭痛や群発頭痛のように、血管が浮腫んで神経を刺激することで頭痛が発生すると考えられています。

症状の特徴としては、朝に頭痛が強く、午後は痛みは軽くなる。また、下を向いたり頭部を前屈すると痛みが強くなることが挙げられます。

ただし、副鼻腔炎が原因の頭痛と診断されたものの、実際は片頭痛や薬物乱用頭痛だったといった逆のケースも少なくないため、鑑別が難しい頭痛でもあるようです。

参考文献:medicina vol.52 no.8 2015-7

西宮甲東園整体院HALでは


当院では、頭痛に対して脳の整体を行います。

頭痛の多くは、頭蓋骨の縫合部分(頭の骨と骨のつなぎ目)が異様に固い傾向があります。この固い部分を解除することで、頭痛の発症頻度を徐々に減らしていき、改善に導いていきます。

頭蓋骨をゆるめ、筋肉をゆるめ、頭蓋骨内に満ちている脳脊髄液の流動をスムーズにさせ、視床下部や下垂体にアプローチし、ホルモンバランスを整え、血液の流れが整えれば、脳血管の異常な拡張も減少し、三叉神経への刺激も緩和されるため、頭痛は改善していきます。

加えて、首の骨や肩甲骨周り筋・骨格を調整を加えることで、改善率が驚くほど高くなります!

頭痛は【脳の整体】の適応になります。頭痛の種類にもよりますが、多くの場合、施術回数は3~5回程度になります。

施術の流れ

←①~⑤→

まず骨盤を調整① 最初に、骨盤(仙腸関節および仙骨)を調整します。どのような症状であれ、身体の土台となる骨盤は必ず最初に調整します。
次に背骨を調整② 次に、背骨(脊柱)を調整します。頭と骨盤(仙骨)との間にある背骨の中には脳をクリーニングする脳脊髄液が満たされているため、背骨の調整により髄液の流動を促進させます。
次に肩甲骨を調整③ 次に、肩甲骨を調整します。肩甲骨には僧帽筋など首や後頭部につながる大きな筋肉が付着しており、肩甲骨の異常は頭痛を引き起こす要因の一つになります。
次に首を調整④ 次に、首(頚椎)を調整します。心臓から脳への血流は首の頸動脈を流れるため、首の異常は内頸動脈に影響を及ぼしスムーズな血流を阻害する可能性があります。
次に頭蓋骨を調整⑤ 最後に、頭蓋骨を調整します。頭痛はセロトニンやホルモンの分泌などと大きく関わっており、その分泌をコントロールしている視床下部や下垂体にアプローチするには、脳の整体は必要不可欠です。

もし、どこへ行っても一向に良くならないとお悩みなら、是非、西宮甲東園整体院HALへお気軽にご相談ください。6回ほどの施術で驚くような改善が見られます!


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施術料金

■ 初回: 検査料+施術料 ■ 次回以降: 施術料のみ

検査料 施術料
脳の整体 3300 11000

(円・税込)


阪急今津線甲東園駅徒歩1分

西宮甲東園整体院HAL
Chiropractic Office

〒663-8003 兵庫県西宮市上大市1-10-9 CASAESPIRAL 2階

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平日:09:00 ~ 20:00(21:00終了)
土日:09:00 ~ 17:00(18:00終了)
定休:第2/第4日曜日・祝日

阪急今津線 甲東園駅東口から徒歩1分
西宮北口駅より電車5分/宝塚駅より電車10分


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