土日も営業|予約制|保険外施術
〒663-8003 兵庫県西宮市上大市1-10-9 CASAESPIRAL 2階
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「ぎっくり背中」とは医学的な名称でありません。ぎっくり腰同様、突然に背中に痛みが走ることから、ぎっくり腰の背中版として「ぎっくり背中」と呼ばれるようになったものです。
また、ぎっくり背中を発症する頻度も、ぎっくり腰同様に一般的に多いです。
腰も背中も一本の背骨(脊柱)ですので、腰か背中かの区別がされる違いはありますが、発症原因は同じようなものです。
下記写真の「背中」の範囲内に急な痛みが起これば「ぎっくり背中」、「腰」の範囲内に急な痛みが起これば「ぎっくり腰」というわけです。
ぎっくり背中が起きる原因としては、これもぎっくり腰同様、運動不足を挙げることができます。
その他、冷えなどによる血行不良、猫背などの悪い姿勢、精神的ストレスによる身体の緊張、内臓が弱って下垂するため、、等々、考えられる原因はまだまだあります。
これらの原因により筋肉が硬直し、クシャミや急な動作がキッカケとなってぎっくり背中が発症します。
ぎっくり背中になるということは、背中の筋肉の筋繊維や筋膜が傷つきます。もちろん、ぎっくり腰のときも、腰回りの筋繊維や筋膜が傷ついているわけですが、それらの損傷により炎症がおこり激痛が走ります。
この時、筋肉や筋膜が損傷するほどの牽引がかかるのですから、当然、筋肉や筋膜が付着する骨格にズレが生じます。
つまり、頚椎、胸椎、肋骨、…等々の調整が必要になってくるわけです。
ぎっくり背中になって来院される人がする痛みの表現として、例えば「背中に急に激痛が走った感じ」「身体を動かすと背中にズキっとした痛みがでる」「筋肉がつった感じ」「背中がギクっとしてからピンっとした痛みが出始めた」などです。
ぎっくり背中になる状況としては、「上にある食器や荷物を取ろうとしたとき」「ゴルフをしたとき」「テニスをしたとき」「後ろを振り返ったとき」「床に落ちた物を取ろうとしたとき」「シャツを着ようとしたとき」「クシャミをしたとき」「咳をしたとき」などです。
ぎっくり腰を起こすときも似たような状況です。
ぎっくり背中は(ぎっくり腰も同様)、発症したときにきちんとズレた骨格を元に戻しておかないと、再発しやすい身体のまま痛みが治まってしまい、油断しているとその内また同じ痛みを味わう羽目になってしまいます。
ぎっくり背中になってしまったら、極力再発を予防するためにも、また早めに痛みを解消するためにも、ズレた骨格を修正することをお勧めします。
注意することとしては、まずは安静にすることです。無理して動いても、損傷し炎症を起こしている筋繊維や筋膜、ズレた骨格は元には戻らず、状態を悪化させてしまうだけです。
とはいえ、全く動かずにいるのも良くなく、無理しない程度に身体を動かすことも大切です。
その他、安静が必要な損傷した患部をマッサージしてしまうと回復は遅れてしまいますので、揉んだり押したりの類のマッサージは控えましょう。
ちなみに、突然背中が痛くなる病気で緊急性を要するものは、大動脈解離や心筋梗塞などもありますので、あまりにも痛みが激しい場合は医療機関にて検査することをお勧めします。
その他、便秘やガスの溜り過ぎにより大腸が膨れると、多くは背中の左側に痛みが現れたりもしますので、日頃の便通の調子も気にしてみてください。
当院では、ぎっくり背中(急性背部痛)の場合、炎症を起こしている患部を圧したり、揉んだりすること一切しません。
身体に無理をかけず骨や関節の位置を解剖学的に正しい位置へ調整することで、痛みを取り除いていきます。慢性化した痛みも改善します。
多くの場合、肩甲骨、背中の胸椎(背骨)、肋骨、そして骨盤(仙腸関節)を調整すれば、痛みは早い段階でなくなり、健康な状態に回復します。
ぎっくり腰は【体の整体】の適応になります。
単純なぎっくり背中程度であれば、初回の施術である程度上半身を動かすまでには回復し、2回目の施術で残った痛みを取り除き、3回目で最後の違和感を解消します。
初回で満足されてしまう方もいらっしゃいますが、再発しにくい身体にきちんと改善させたいのであれば、1~3回の施術は必要です。
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西宮甲東園整体院HAL
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